ホピの人々の生き方 3/3

古代から不毛な土地をあえて選んでそこで生活してきたのが「ホピの人々」です。(ホピ族ではなく、正確には「ホピの人々」と言います。)

そんなホピの人々の生活ですが、最近では近代化している部分もあります。

ホピの人々の生活も最近は近代化してきている部分がある

アメリカ南西部の風景

ホピの人々はメサという高台に住んでいるのですが、そのメサから降りてきて、低い土地で生活をはじめる人達も出てきているようです。

メサは元々「不毛な土地」です。ホピの人々はそこをあえて選んできました。

そんな不毛な土地では「雨乞い(あまごい)」などの祈りが必要でした。

そういうことをしなければ生活できないような過酷な土地です。
(私も現地で実際にメサを見てみましたが「ほんとによくココで暮らして来たな」という印象を受けました。)

でも、メサから下は違います。

そこはメサのような所と比べると、はるかに生活しやすい環境が整っています。現代では学校もあります。病院もあります。

今はメサから降りてきて、このような生活しやすい環境で生活するホピの人々もいるようです。

祈りの場所「キバ」はメサの山の上のさらに上にある

祈る男性の影

前にホピの人々、特にエルダーと呼ばれる長老たちは「キバ」という場所で祈りを捧げている、というお話をしました。

このキバは神聖な場所です。一般の人間は入ることが許されません。

このキバの場所は正確にはわかりませんが、メサの山の上のさらに奥地にあるようです。私も立ち入ることはできませんし、正確な場所を知ることもできませんが、このような場所でホピの長老達は祈りを捧げているようです。

祈りは自然なこと

ホピの人々にとって「祈ること」はとても自然なことです。

祈る手の写真

不毛な土地で生活するためには、トウモロコシなどの作物を育てて、それを食べていかなければなりません。でも普通にしていては雨が降りにくいので、「雨乞いなどの祈り」がどうしても必要でした。そういう生活をホピの人々は古代から続けてきました。

そして現代でも、私たちの身近で「祈り」が自然に発生したことがありました。

3月11日、東北大震災の時です。

あの日、日本は混乱しました。次第に明らかにされていく被害の全貌。多くの人々が混乱したことと思います。その様子は全国でテレビ放送されましたし、世界中でもテレビやネット動画を通じて、その現状が知られることになりました。

日本のそういう現状を知って、世界中の多くの方々が「祈って」くださったようです

自分自身の幸せや生活の向上などは一切考えずに、私たち日本人のためだけのために祈って下さった方々が多くいました。そういう「祈りの力」は目には見えなくても、日本の復興を助けてくれていたと私は思っています。

私たちは日常生活で「祈り」を忘れがちですが、私たち日本人、もっと言えば人間そのもの奥深くには「祈り」という本能が備わっているのだと思います。

私はホピの人々の地を訪れて、3月11日を思い起こして。私は「祈り」の大切さに改めて気付かされました。

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