自分が変われば全てが変わる その2

RASの判断基準が変われば、私たちが認識するモノも変わる

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つまり、それまではRASが「シルバーのプリウスは必要ないな」と思って捨てていたモノを「シルバーのプリウスは必要だな」と思い直したのです。そしてそれは自分がシルバーのプリウスを買ったことで「思考がシルバーのプリウスに注目した」からです。

同じようなことは無数にあります。

  • 髪型を変えたら同じ髪型の人を見るようになった
  • 「不景気」ということを意識していると、不景気を象徴するようなニュースや情報が目につく
  • 携帯の機種変更をした後に、やたらと他人の携帯が気になる

私たちが認識する情報がすべてRASが必要だと判断したモノ

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このように、私たちが認識する情報は全てRASが「必要だ」と判断したモノだけで構成されています。そしてそのRASの判断基準を決めているのが、他でもない、「私たち自身の思考」なのです。これが私たちが認識する世界の裏側で起こっていることです。

そもそも先ほどもお話しましたが、私たちの脳には毎秒1500万ビットもの情報が流れこんできています。そして私たちがその内の15ビットしか認識できないのだとしたら、私たちは世界をありのままに認識することはできない、ということになります。

本1冊分の情報が流れこんでくる中、1文字から2文字しか認識できていない

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出版の世界では一冊の本の文字数の相場がだいたい15万文字なのですが、例えて言うなら、毎秒本1冊分の情報が私たちの無意識に流れ込んでくる中、私たちはそのうちの「1.5文字しか認識できない」ということになります。本1冊分の情報量の中のわずか1文字から2文字しか私たちは認識できていません。

そしてその1.5文字分の情報量を自分にとって必要なモノに絞り込むために、RASという機能があるのです。このRASのお陰で毎秒流れこんでくる大量の情報の中から、「自分にとって必要なモノだけを選び出している」のです。

同じニュースでも人によって受け取り方が違う

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例えばだいぶ前になりますが、ダウンタウンの松本人志さんが結婚しました。このニュースを知ったマツコ・デラックスさんは「独り身の仲間がまた減った」というようなことを思ったそうです。

おそらくですけど、それはマツコ・デラックスさんの中に「松本さんはずっと独身でいて、私と同じようであって欲しい」という思考があったからだと思います。

おそらく、マツコ・デラックスさんにとってこのニュースは「ちょっと寂しいモノ」と認識されたはずです。

いっぽうて、すでに結婚していて今の結婚生活に満足している人は「松ちゃん良かったね」と思うはずです。それはきっと「結婚は良いものだ」という思考があるからだと思います。

おそらくそのような人はこのニュースを「良いモノ」と認識したはずです。

このように同じニュースでも人によって受け取り方が違います。それはそれぞれの人の中にある「思考」が違うからです。思考がRASの判断基準を決定し、それによって「認識する情報」が決まるからです。

ということは、思考を変えれば、全ては変わることになります。

(次に続きます)

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